小学校高学年の英語レッスン〜垂井町〜
2020年2月24日
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こんにちはAESです。
今回はローレンス先生が「小学校で教える英語レッスン」についてです。
目次
ローレンス先生が垂井の全校をまわってる?!
垂井町には7つの小学校があります。
一番人数が少ない小学校は合原小学校で約65人。
東小学校は約380人で一番人数が多い小学校です。
ローレンス先生は月に1回、1つの学校をまわり英語レッスンを行なっています。
人数が多い学校では5、6年生だけにレッスンをやりますが、小さい学校だと全学年を教えています。
2020年英語教科の必修化〜垂井の小学校は?〜
以前は3、4年生は月2回ほど、5、6年生は週1回ほど英語レッスンがありました。
文部科学省が日本の英語力を上げるため、2020年から小学校の英語教育を変え、5、6年生からは必修化になります。
英語の時間が倍の3、4年生は週1回に、5、6年生は週2回になります。
英語教育変更に伴い、全国の多くの小学校で、2020年より早く「移行期間」という英語活動を行なってきました。
垂井もすでに、新しい教科書を導入し活動しています。
英語の授業は誰が担当するの?
普段は担任の先生が英語のレッスンを行いますが、時々「スペシャルゲスト」が来ます。
この「スペシャルゲスト」はALT「Assitant Language Teacher」やJTE「Japanese English Teacher」です。
垂井教育委員会の先生、サラ先生とローレンス先生。
教育委員会や学校の英語担当が準備するプランもありますが、基本的な流れは同じです。
授業の流れは?
Greeting「
挨拶
」
ローレンス先生がレッスン前に英語活動の部屋で待っていて、そこに生徒が入室してきます。
生徒に話しかけながら挨拶します。
名前を聞いたり、ジョークしたり、着ている服について話したりしています。
緊張している生徒には、最初から気楽な気持ちにさせてあげたいと思って話しかけていますが、効果がない時もあります。
ほとんどの場合は笑顔になってくれますが (笑)
その日の「イングリッシュ・リーダー」が皆の前で英語で先生に挨拶します。
「Hello Mr. Lawrence!」クラスが繰り返してから、次は隣り同士で挨拶します。
Small Talk「トピック紹介」
ここがALTのメイン箇所!
例えばその日のトピックについて、ローレンス先生自身のことやアメリカのことを紹介する。
例えば、食べ物のレッスンレッスンだったら、アメリカの名物や変わった食べ物を紹介する。
学校についてのトピックだったら、アメリカの学校文化を紹介をしたりします。
Catch「聞き取り」
キャッチではトピックについての単語や文書を聞き取る練習をする。
教科書を使うことが多いです。
電子教科書もあって、動画や、音楽、発音練習ができます。
Aim「目的」
担任の先生が今日のレッスンの目的と頑張るところを紹介する。
たとえば、今日は「Clear Voice」を頑張るなら、皆はっきりした声で今日の内容を話すように心がけます。
Try「練習準備」
単語や質問を練習する。
先生がカードを見せて発話、生徒たちが繰り返します。
Activity「練習」
いいレッスンは長い時間を「Activity」にすることです。
この時に本当に英語を使うからです。
Tryで練習した質問の答えを他の生徒にたくさん聞く。
渋谷のスクランブル交差点のイメージで、全員英語を話していきます。
Treasure「頑張ったところ」
「Activity」が終わったら、自分のファイルに「Aim」時に決めた頑張るところについて、自分が頑張ったと思うところを書きます。
先生に選ばれたら書いたことを皆の前で発表します。
Goodbye「挨拶」
「イングリッシュ・リーダー」が先生にありがとうを言って、皆と最後の挨拶をします。
ローレンス先生が思う垂井の現状とは?
日本はなんとかして英語力を上げようとしているけど、限られた状況の中では、垂井の様な小さい町は中々難しいこともあります。
都会と比べると、予算の問題や英語が話せる担任の先生も少ない、英語が話せる相手も少ない。
だけど、垂井は小さいので、全部の学校に私たちALTがまわれて、全生徒に同じ利益があります。
垂井町は小さい町だけど、英語力は比較的高いです。
英語が話せる人は思うより多いし、町や地域が主催してる英語プログラムも結構あります。
ローレンス先生は大垣市でもALTとして英語を教えています。
今後もAESのことだけではなく、小学校の活動なども紹介していきます。
垂井の小学6年生が英語でインタビュー!? 修学旅行課題のお手伝いに行ってきました〜前半編
垂井の小学6年生が英語でインタビュー!? 修学旅行課題のお手伝いに行ってきました~後半編
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